原村に住んで就農
- 遊佐 年雄さん・陽子さん
- 家族構成:ご夫婦とお子さん3人
- 移住年月:2008年8月 横浜市から
- 職業:ブロッコリー農家(夏季には八ヶ岳原村ブルーベリー・カシス農園開園)
移住のきっかけ
子ども達が小さい頃、家族で北杜市にキャンプに来て八ヶ岳の雄大な自然に触れ、この辺りに住みたいと思ったのがきかっけです。
その時は会社員で仕事がら急な国内外の出張も多く、子ども達と過ごす時間も少かったんです。もともとボランティアでYMCAのキャンプ指導員をやっていた程アウトドアや自然が好きで、夫婦とも田舎で暮らしたいと思っていました。
どこがいいか八ヶ岳周辺を探していた時、知人から「子育てするには原村がいいよ」と奨めてもらったのが縁で、原村に決めました。
移住したいと考えてから実際に移住するまで1年もかかりませんでした。
農業を選んだ訳
住まいは八ッ手地区の古民家を改修して住んでいます。
仕事は会社員時代に取ったいろんな資格もありましたし、どんな仕事でも可能だと思いましたが、農業のことも考えて小諸の農業大学にも行きました。八ッ手地区に住むなら同じ地域の方と同じ仕事がいいと思い、就農することに。
現在、農地約600aを借りて半分はブロッコリー栽培、残りは米・そば・野菜などとブルーベリー・カシス農園を営んでいます。
農業は自分で自分の時間を管理できるのが良いと感じています。家族との時間も増えました。
現在は都会の学校の農業体験を受け入れて子ども達に農業の楽しさを伝えたり、移住して就農したいという方も受け入れて農業を体験してもらっています。
ご夫婦で「田舎暮らし案内人」
田舎暮らし案内人として年に4・5回くらい、移住を考えている方に自宅に泊まりにきてもらっています。
実際に生活しているところを見てもらうと安心してもらえますし、他の移住者とも会ってもらって、自分達からの情報だけでなく他の方からの情報も提供するようにしています。
暮らしてみて
仕事で疲れても、ほっとする自然の雄大さ、癒しがあると感じる場所です。今では上京して帰路に八ヶ岳を見ると、帰ってきたなぁと感じます。
原村は小学校から中学校まで一緒なので、子ども達はみんなとても仲がいいですし、移住してくるには本当に良い場所だと思います。
移住を考えている方へのアドバイス
移住を検討している方には実際に現地に足を運び、現地を見て体感してもらいたいですね。
田舎暮らし案内人として、希望される方には実際に暮らしている生活の場を見ていただいています。
原村での就農をお考えの方も、気軽にお声掛けください。